資格:理学療法士免許(国家資格)
業界歴:18年
出身:大阪
経歴:免許取得後に総合病院、整形外科クリニックを経て『すぐる式整体-CUBISM−』を開業。
~不純な理由~
就職氷河期の真っ只中であった高校時代。
普通であれば大学に進学していたと思いますが、就職氷河期で大学を卒業しても就職できないという噂を真に受けてしまい、違う道を模索し始めました。
学力も普通だったので、普通の大学に行くよりも手に職を持つ技術職に就く方がいいだろうと思いました。
何をきっかけに知ったか忘れましたが、理学療法士というリハビリの仕事があることを知りました。
理学療法士がどんな仕事をするか全く知らなかったですが、医療系は就職に強いという理由で入学しました。
~苦しい養成校時代~
そんな不純な理由で入学したので、当然、他の人よりも理学療法士になる熱量が低く、授業が大変でした。
授業の内容も高校生の授業内容とは全く違うもので、とても難解で楽しくありませんでした。
実習に出て、理学療法士という仕事を体でもって体験できるわけですが、自分にはあまり響くものがありませんでした。
そんなこんなで、何とか理学療法士の国家資格免許を取得して、病院に入職しました。
~現実を知る病院勤務時代~
入職してからは、プロとして患者さんのリハビリに携わるわけですが、これが大変でした。
学生時代と違って、患者さんも厳しい目で私を見てきます。
症状が良くなれば感謝されますし、良くならなければ来なくなることもあります。
病院という所は、常に患者さんがたくさん訪れるので、良くできなくても患者さんに困りません。
そういった甘えから、毎日、何となく業務をこなしてしまう危険性が潜んでいました。
しかし、患者さんが「治らない」、「良くならない」ことが悔しくて、何とかしたいという思いから、研修会などに参加するようになりました。
そこでは、理学療法以外の世界の技術などもあり、とても刺激的な時間でした。
結果を求められる世界の技術は、効果があって、魅力的でした。
研修会で習って技術を磨くことで、今まで改善できなかった患者さんを良くできるようになりました。
学生時代には無かった熱量が、今になって湧き出てきたようでした。
~独立開業した理由~
結果も出せるようになってきた頃、保険の制限や時間的制限から自分のやりたい治療ができないことに、納得がいっていませんでした。
だからといって、保険診療で実現することは難しく、また雇われの身であることからワガママ言える立場ではありません。
このまま、時の流れに身を任せて仕事をするのは違うなと思って一大決心しました。
1人ひとりの患者さんをもっと丁寧に観ていくため、独立しました。
~腰痛専門の理由~
当院は腰痛専門と掲げて治療院を開業していますが、腰痛だけしか観れないというわけではありません。
実は病院勤務時代に、一番難しいと思ったのが腰痛でした。
それまでのリハビリでは、病気や症状ばかりに注目した治療が主で、それらの治療では腰痛は全く良くなりませんでした。
症状や病気の起きている局所ばかり見ていても事態は変化してくれません。
そこで、初めて症状や病気でなく、人そのもの観るようになりました。
そのことから、身体のつながりや仕組みが分かってきて、腰痛を良くできるようになってきました。
つまり、腰痛を通して初めて人を観れるようになったのです。
腰痛から多くの身体のつながりや仕組みを知ることで、肩こりや頭痛、足痛など他の症状も良くできるようになりました。
そういった意味でも、腰痛は私にとって多くの可能性を見出してくれたきっかけでした。
だから当院は、きっかけとなった腰痛を専門とした治療院として開業することにしました。
医療機関にて10年間、様々な腰痛の方を施術してきて、多くの腰痛の原因がひとりひとり違うことを確信しました。
☑必ず痛みのある場所に原因があるとは限らない!!
☑痛みの原因は1つとは限らない!!
☑特に慢性腰痛は複数の原因が絡み合っている!!
☑身体面以外にも心理面も痛みに大きく影響する!!
痛みは人によって原因が違います。
例えると、国語のテストの点数が70点で同じ人でも、間違った部分の問題30点は人によって違います。
Aさん テスト70点 漢字の問題30点分を間違えた。
Bさん テスト70点 文法の問題30点分を間違えた。
このAさんとBさんが、苦手を克服し、次回100点を取るための対策は同じではありません。
【2つの違うパターン】
◎症例1
私がクリニックに勤務していた時、数年間も慢性腰痛で悩まれていた方で、接骨院で腰の施術をずっと受けていたが、全く良くなっていませんでした。
そこで、私はそのお客様の全身を全てチェックすると、あることがわかりました。
それは右の足首がカチカチに固まっており、動きが無くなっていました。
詳しく話を聞くと、昔、右足首を骨折してリハビリせずそのまま放置していたら、動かなくなったとのことでした。
その時は歩きにくいとは思いつつも仕事の忙しさから、そのまま日常生活を過ごしていました。
施術により右足首の動きを良くすることで、スムーズに歩くことができるようになり、腰への過度な負担が無くなり痛みが解消されました。
また、再発しない為に、靴を新しくしてもらい、日常生活のアドバイスもさせて頂きました。
その後は再発しませんでした。
※もちろん、右足首の大きな原因の他にも、長年の全身の崩れから調整する箇所が複数有り施術しました。
◎症例2
この方も慢性腰痛で長年苦しんでいました。
病院に通っていて、痛み止めの薬と注射で痛みを紛らわす日々でした。
私をいつものように全身をくまなくチェックしました。
かなり姿勢が悪い方で、首と頭が前に倒れ、背中も大きく曲がっていました。
昔から背が高いのが嫌で、目立たないよう体を丸くしていたそうです。
そのせいで胸郭の動きが無く、腕や脚の動きも少ししか動きませんでした。
施術により胸郭や肩甲骨に動きがでて、首と頭の位置が適切になり、脚もよく上がるようになりました。
もちろん腰痛も解消しました。
しかし、悪い姿勢の習慣を断ち切らなければ、再発の恐れがあります。
悪い習慣が起きる原因は、人よりも背が高いというネガティブな感情からきていました。
それを、ポジティブな感情の方へ解釈を変えてもらうよう、施術・アドバイス・セルフケア等のアプローチをしました。
その方は、徐々にですが克服されていき、悪い習慣を絶ち、健康を取り戻し、再発もしていないそうです。
よって、腰痛だから腰をマッサージ、肩こりだから肩周囲だけマッサージする等というマニュアル化した方法は当てはまらないのです。
人間は姿形は似ていても、全く同じという事はありえません。
私は根本原因を解決するには、全ての良くなるまでの行程を1人の施術者が責任を持って、ひとりひとりオーダーメイドで、徹底的に検査し、施術するしかないとの結論に行き着き、開業に至りました。
まずは、私にご連絡下さい!
それが新しい一歩へのきっかけになります!
もう悩む必要はありません!
あなたは「このツライ現状を打開する一歩」を踏み出して見て下さい!