今日はホントに寒いです。
大阪ではあまり雪を見ることがありませんが、今日は雪が降っていって体が冷えます。
今年は寒くなると言われていましたが、めちゃくちゃ寒いですね。
ダウンジャケットが大活躍しています。
外が寒いと室内との温度差が大きくなるので、しっかりと体温調整をしてください。
この時期は体を壊しやすいので要注意です。
今日は手術についてお話します。
腰痛や頚部痛、背部痛などの症状で病院を受診されて手術を勧められているとご相談をいただくことがあります。
みなさん不安な思いが強く、悩まれているようです。
手術ということですから、誰もが不安になるのは当然です。
ある患者さまは担当医に手術で頚椎の固定術を勧められていましたが説明が納得できないからと別の方法を探しているとおっしゃっていました。
どんな説明だったかお聞きすると驚きの内容でした。
手術をすると症状は良くなるのか聞くと、担当医は「今よりは悪くならない」と言われたとのこと。
そして、「手術後は今よりも動けなくなるかもしれない」とも言われたそうです。
「今よりひどくなることはないですか?」と聞くと、「その可能性もある」と。
この話を聞くと患者さまが手術を受けてもメリットが感じられませんよね。
このままではどんどん悪くなるから手術をして悪くなるのを防いた方がいい。
でも、手術後に動けなくなったり、今よりひどくなることもあるよってことです。
いったい何のために手術をするのでしょうか。
手術後のデメリットの方が恐ろしいです。
当然、患者さまは手術をしませんでした。
この担当医は手術実績を作りたかっただけなのでしょうか。
ちょっと診察をしただけで手術を勧めるのはどうかと思います。
仮に手術が必要な場合であっても、しっかりと患者さまの状態を診察して、メンタルケアを行ってから勧めてほしいものです。
もし、手術を勧められても説明で納得できない場合には他のお医者さんにも診てもらうのがいいと思います。
あと、実際に手術した人の話を聞くのもいいです。
生の声ですから一番信用できます。
もちろん当院に相談していただいてもいいです。
頭の中が不安でいっぱいだと思います。
でも方法はいろいろあるはずです。
手術がすべてではありませんよ。