偏頭痛と聞くと、すべてが脳の神経がどうのこうのなってと難しく考えていませんか?
実は偏頭痛には、頭の筋肉にみられる硬結などをとって良くなる場合もしばしば見受けられます。
頭痛の原因は、一般的に頭蓋骨内の異常による頭痛と、頭蓋骨の外に起因する頭痛とに分けられています。
頭蓋骨の中の脳内に原因がある場合、くも膜下や硬膜、あるいは脳神経自体の異常からくるもの等があります。
それらは、専門的な病院でしっかり検査して、治療してもらう必要があります。
一方、頭蓋骨の外に原因がある場合、頭の筋・筋膜や縫合の可動性などの異常からくると考えられます。
こちらの原因に関しては、病院で十分な治療が提供されているかは疑問です。
医学的な検査で異常が見当たらない偏頭痛は、この頭蓋骨の外に原因がある場合があり、多くの人たちを悩ませています。
現代人はパソコンやスマホの普及により、緊張した姿勢をとり、目を凝視することが増えたため、頭皮の筋が緊張状態にあります。
頭皮の筋の緊張状態が続くと血行障害を引き起こして、偏頭痛をまねくことがあります。
こういった場合は、その血行障害を起こしている筋の緊張をとると、偏頭痛が緩和してきます。
頭蓋骨の外に原因がある偏頭痛の人は、たいてい姿勢が悪く、肩こりがあったりします。
また、呼吸が浅くなっていて、腹が緊張していることも多くみられます。
そのため、偏頭痛も全身の状態と無縁ではないのです。
よって、全身の評価と治療が必要で、一緒に生活習慣も改善していく必要があります。
だから痛み止めの薬を飲んで、良くなろうとしても難しいでしょう。
元々、鎮痛剤で根本的に良くなるような痛みではないのですから。
偏頭痛ひとつとっても、人それぞれ違います。
人体の全身に広がるネットワークをよく観察して、治療しているとそれを感じます。
固定観念に惑わされず、あらゆる可能性を考えていけば、どんな困難な状態も切り抜けれるかもしれません。