院長のSUGURUです。
記事をご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、リスクを避けるためのお話しをさせていただきます。
これまで自分で治す方法をご紹介してきましたが、すべての症状がトリガーポイント療法で対処可能なわけではありません。
トリガーポイントによる関連痛の症状は、他の疾患の症状と似ていることもあり、
トリガーポイント以外の別の原因が痛みを引き起こしていたり、その他の要因と関係していたりする可能性もあるので慎重に判断する必要があります。
あなたは医療のプロではありませんので、専門的な鑑別診断を自分ですることはできませんが、「こういった時は先に医療機関を受診した方がいい」という知識ていどは持っているにこしたことはありません。
下記にあなたが医療機関の診察を受ける必要がある場合の参考になる項目を記しておきます。
あなたの症状と当てはまるか確認してみてください。
・先に医療機関を受診した方がいい場合
■激しい外傷がある。
■強い痛みが2週間以上続いている。
■痛みに加えて、発赤、腫脹、熱感、異常感覚を伴う。
■時間とともに、痛みの強さが増加したり、他の異なる症状が認められる。
■治療できない発疹あるいは潰瘍がある。
■血行不良や痛みのある静脈瘤が生じている。手足が冷たくなっている。
以上、このような場合には医療機関を受診を優先して下さい。
骨折や靭帯損傷、その他、重篤な疾患の可能性もあるので、しっかりリスクがないことが分かった上でトリガーポイント療法等を行って下さい。
ここまで読んできて、自分で治すことに不安になった方も多いかもしれませんが、あまり心配しないで下さい。
これはあくまで重篤な疾患の場合のリスク管理です。
自分で判断できなくて心配なら、一度、医療機関を受診すればいいだけです。
それで重篤な疾患を除外できたら、あとはトリガーポイント療法を試してみて下さい。
・もしもこういった場合は、、、
■重篤な疾患もなく、病院や整骨院で治療を受けても痛みがよくならず、自分でトリガーポイント療法を行っても痛みが軽減できない。
このような場合は、プロの専門家に頼る必要があります。
プロの専門家は体全体のつながりや関連性をみて施術しますので、より複雑な体の問題を改善できるでしょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
すぐる式整体院‐CUBISM‐
SUGURU KOHEI