どうも、すぐるです。
肩の痛みで腱板損傷と診断される。
専門医からチューブトレーニング等で筋肉をつけなさいとリハビリを受けるも改善しない。
そのような場合は、棘下筋のトリガーポイントによる関連痛かもしれません。
肩の痛みに深く関係している『棘下筋』
棘下筋のトリガーポイントは肩の痛みにとても深く関係しています。
そのため棘上筋に問題が起きると肩を動かす動作にも困難が生じます。
非常にたくさんの役割を持つ筋肉なので、負担がかかりやすくトリガーポイントを形成しやすいのが特徴です。
肩以外にも腕や前腕、手の痛みとも関連していることがあるので必ずチェックしたほうがいい筋肉と言えます。
まだって人は棘下筋のトリガーポイントがないか調べてみてください。
棘下筋のトリガーポイントによる関連痛パターン
棘下筋のトリガーポイントによる関連痛のパターンは上記の図のような感じです。
実際は肩関節の前面や関節の内側の深い部分に強い痛みを感じることが多いとされています。
ぼくが診てきたクライアント様もたしかにそう訴える人が多かったですね。
ただ中には手首付近にまで痛みが生じる人もいたので、上肢の広範囲の部分に影響すると思っていたほうがいいでしょう。
痛みを感じる部位と原因である部位が違っていることは特に珍しいことではありません。
※参照:トリガーポイント治療 セルフケアのメソッド
棘下筋のマッサージに関するポイント
自分で棘下筋をマッサージしてもみほぐす場合はいくつかポイントがあります。
まず棘下筋のトリガーポイントには激しい圧痛がある可能性が高いので、初めは軽めに優しくマッサージしてください。
自分の手でマッサージするには手が届きにくい場所にあるので、自分の身体と壁の間にテニスボールを挟んで圧迫するといいでしょう。
他にもバックノーバーというS字に曲がったマッサージツールを使うのも有りです。
とにかく棘下筋を上手くほぐすことができればいいので、工夫してみてください。
もしどうしても自分でやってもわからない場合はトリガーポイントに詳しい専門家の元に行ってみるのも一つの手です。
さあ頑張って肩の痛みを改善してみてくださいね。
まとめ
・棘下筋は肩の痛みに深く関係している
・棘下筋の関連痛パターンは上肢の広範囲に及ぶ
・マッサージするときは軽めに優しく