どうも、すぐるです。
ぼくは普段人の体を施術するのを仕事としていますが、時々、施術を受ける側になることがあります。
主に勉強と確認のためです。
意外に自分のことは見えていそうで見えていません。
だから普段とは逆のクライアント側になってみることで色々気づくことがあります。
これは取り入れようと思うプラスの部分や、反対に絶対こうなってはダメという部分など。
ダメな部分は反面教師として受け止めています。
もちろんダメな部分はクライアント様にとっても同じだと思うので、今回はプロ目線で「こんなセラピストに当たったら絶対通わない!」という3つの要注意点についてお話します。
こんなセラピストに当たったら絶対に通わない!3つの要注意点
今回は要注意点を3つに絞ってお伝えします。
・初対面なのにタメ口・タメ語で話してくるセラピスト
・全く向上心がなく、生活のためだけにやっているセラピスト
・自分の考えを強要してくるセラピスト
1つでも当てはまっていたら要注意です!
初対面なのにタメ口・タメ語で話してくるセラピスト
タメ口・タメ語はクライアントとの関係性によってはOKの場合があります。
ただ、基本的にぼくは嫌です。
無論、コミュニケーションを取れていない初対面でのタメ口・タメ語はいくらなんでも無しです。
社会人として初めて会った人に対して敬語で話すのは当たり前です。
年上だったらもちろんのこと。
年下が年上の人に対してタメ口・タメ語を使ってコミュニケーションを取っている場面は正直見てられません。
リハビリ職時代はそういったコミュニケーションを取るコメディカルが多くて驚きました。
病院や施設という場所がそうさせるのかもしれませんが、悪い傾向でしかありません。
社会的にみると完全にアウトですからね。
セラピストはクライアントとの関係性をよく考えた上でコミュニケーション取らないといけません。
関係性を築けていないのにタメ口でコミュニケーションを取ってくるようなのはダメセラピストで間違いありません。
よって、ぼくは初対面でタメ口・タメ語を使ってくるセラピストのところには絶対通いません。
全く向上心がなく、生活のためだけにやっているセラピスト
これはどの業界にも言えることですが、セラピストとして致命的です。
治療技術は日進月歩であり、完璧はありません。
向上心がなくなったら終わりです。
セラピストにとっての治療技術はクライアント様に提供する形のない商品です。
少しでも良いものを提供したいと思わなくなった時点でセラピストとしては店じまい。
ある有名な治療家の言葉ですが、「プロとして一番大事なのは常に向上心を持つこと」と。
どんなに優れた治療家であっても常に上を目指す志を持っていることに背筋が伸びます。
最近は、理学療法士や作業療法士だけでなく、セラピストを職業にする人たちが増えてきています。
その中には生活のためだけに働いているセラピストも少なくありません。
もちろんそれは人の勝手なのでとやかくぼくが言うことではありませんが、ぼくだったらそんなセラピストから施術を受けるのは嫌です。
実際に体験したことですが、施術中もずっと終わる時間を気にしていたり、事あるごとにため息をついたりとやる気のなさが露呈していました。
クライアント側に立つと、こういったセラピストは肌で感じるので直ぐに分かります。
この体験は良い意味でも悪い意味でも勉強になりました。
よって、ぼくがクライアントなら向上心のない、生活のためだけにやってるセラピストのところには通いません。
自分の考えを強要してくるセラピスト
3つ目はちょっと難しいとこではあります。
セラピスト自身の考えをクライアントにお伝えすることは決して悪いことではありません。
むしろ良いことです。
ただ中には、「自分でないとこの症状は治せない!」や「必ず10回通わないと治らない!」などと無理に強要してくるセラピストがいます。
これに関しては絶対にダメセラピストです。
クライアントに対して逃げ道を与えないようなのはいけません。
弱みに付け込んでいるとしか思えませんね。
ぼくも、実際にある整体院の初回施術後に「通う必要があるので回数券買いますよね?」って強要されたことがあります。
技術もないセラピストだったので「回数券は結構です。毎回払うので大丈夫です。」とお答えしました。
するとなんと「治したくないんですか?みなさん回数券買ってますよ!どうせ通うのだから普通お得な回数券買うでしょ!」と強要されかけました。
なんでやねん!と思いながらも丁重にお断りして整体院を後にしました。
そもそも回数券を買わすということは、クライアントのためではありません。
自信があるなら回数券なんかで保険をかけて囲い込む必要なんてないはずですからね。
ズバリ回数券は売上のためです。
ビジネス的には回数券を買わせるのは間違いではないみたいですが、ぼく的になんだかなぁ~です。
携帯電話の二年縛りみたいで嫌です。
クライアントとしては逃げ道はやっぱりほしいです。
よって、ぼくは逃げ道をなくして自分の考えを強要をしてくるセラピストのところへは通いません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
少し厳しい目線だったかもしれませんが、共感していただける部分はあったと思います。
当然セラピストは聖人君主ではありません。
しかし社会人として最低限の常識は必要だと考えています。
上記の3つの要注意ポイントはまさにそれです、
技術云々の前にこういった部分でぼくはダメだと判断したら通いません。
理由は簡単。
上記の3つの要注意点に1つでも当てはまるセラピストに良いセラピストは一人もいなかったからです。
ぼくの知ってる実力派のセラピストも皆、向上心があって、丁寧で、腰が低くて、決して自分の考えを強要してこない人たちばかりです。
誰でも良いセラピストだと肌で感じることができます。
そういったセラピストに出会えるのも運ですが、求めていればきっと出会えるはず。
ぼくも上記のようなダメセラピストにならないよう注意して自分を見つめ直していきたいと思います。
今日はここまで。。。