どうも、すぐるです。
最近街で〇〇ストレッチのお店をよく見かけます。
流行ってるのかな?
さまざまな療法が出てきている中で、あえてストレッチ専門のお店ってのも面白いですね。
たまには運動不足の身体をストレッチで伸ばすと気持ちよくていいかもです。
ストレッチは万能ではない!1つの手段にしかすぎない!
そんなストレッチですが、決して万能な治療法ではありません。
多くの人が腰痛や肩こりはストレッチすれば何とかなると思っているかもしれませんが答えはノーです。
特に慢性の腰痛や肩こりを患った人はほとんどの場合トリガーポイントが形成されているのでストレッチでは改善できません。
ストレッチは筋・筋膜を全体的に伸長させるには適しているかもしれませんが、痛みの原因になるトリガーポイントのようなコリをほぐすには直接的に押圧する方が適しています。
ストレッチはあくまでも1つの手段です。
肩こりや腰痛を患っている人がストレッチに過度な期待をするのは禁物です。
少し疲れたからストレッチでもしようくらいがちょうどいいです。
難しいとは思いますが、その時の身体の状態に適した治療法を選ぶことが実は大事です。
ストレッチで伸びた身体はすぐに戻る
ストレッチで身体を伸ばした後に体前屈なんかをすると身体が柔らかくなったことを実感できると思います。
しかしあれは何分か経ったらまた固い身体に戻ります。
えっ!?と思うかもしれませんがそういうものなのです。
試してみると分かります。
個人的にストレッチは筋肉を伸ばして身体を柔らかくするというより、リラックス効果の方が強いのではないかと思います。
伸ばすと気持ちいいので、力みが抜けて身体が緩むという感じ。
だから一時的にリラックス効果を求めるのにストレッチは適していると思います。
仕事で煮詰まった時の休憩時間にストレッチしに専門店に行くのはありかもしれませんね。
慢性的な肩こりはストレッチだけではダメ!トリガーポイントの改善が必要不可欠!
先ほどストレッチでリラックス効果が期待できるといいました。
肩こりでも同じです。
ただあくまでもストレッチ直後だけで、直ぐに肩こりの症状はでます。
慢性化が進んでいれば進んでいるほど直ぐです。
肩こりの症状を引き起こす筋肉は複数ありますが、これらの筋・筋膜の多くにトリガーポイントが形成されます。
詳しいプロセスは省きますが、トリガーポイントが形成されると肩こりの場合、常にトリガーポイントが刺激されてしまい悪循環を起こします。
そうなるとただ単にストレッチで伸ばしても肩こりを改善することはできません。
臨床でもハッキリしています。
トリガーポイントは筋肉全体に形成されるというより、部分的に形成されます。
だから慢性的な肩こりを改善しようと思ったら筋・筋膜のピンポイントな部分に直接刺激を加える必要があります。
そして緩むまで持続的な圧を加えることも忘れてはいけません。
クイックマッサージみたいのはダメです。
しっかりした持続圧です。
あと、肩こりは一回で治すのがとても難しい症状ではあります。
なのである程度の施術回数は必要になるかと思います。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。
さいごに簡単にまとめを。
・ストレッチは万能な治療法ではない
・ストレッチに求めるのはリラックス効果
・慢性的な肩こりにはトリガーポイントの改善が必要不可欠
以上です。