こんにちは、すぐるです。
腰痛で安静にしていても良いことはありません。
できるだけ早く対策を取ることが、腰痛を改善する近道です。
腰痛は安静にしていても改善しない話
「動かず安静にしておきなさい!」
腰痛で病院や整骨院に行くとそう言われることがあります。
ただ、これで腰痛を改善することはできません。
一時的に痛みがおさまるかもしれませんが、動いたらまた直ぐに再発します。
再発しないためには痛みの原因になっている部分を改善するしかありません。
安静で痛みの原因を改善することは難しいです(ほぼ無理)。
なので痛みの原因を取りのぞくことは腰痛改善に必須です。
安静は腰痛改善の第一選択にはならない
腰痛の改善を考えたとき「安静」という選択が一番に来ることはまずありません。
「とりあえず安静にしときましょう」は、逆に言うと原因がわからないからお手上げということ。
何かしらアクションを取らないと腰痛は改善しないので「安静」以外の選択肢が必要になります。
「痛み止めを飲んで安静」はおすすめしません
一番やってしまうパターンですが、「痛み止めを飲んでじっと動かず安静にしておく」のはあまりおすすめしません。
痛みの程度によっては一時的に動けるようになる場合もありますが、時間が経つとまた再発します。
痛み止めは大変便利な薬ではありますが、根本的ではありません。
痛み止めを使うこと自体は否定しませんが、痛みがひいた後に安静にするのはいい選択とは言えません。
できれば痛みの原因を究明して、それを取りのぞく作業をすることがベストです。
※慢性化が進んでいる場合は痛み止めが全く効かないケースも少なくありません。
腰痛の原因がトリガーポイントであれば、なおさら安静にしない
腰痛の原因の多くはトリガーポイントであるとこのブログでも常に言ってきました。
トリガーポイントは筋膜に形成されるコリみたいなもの。
このコリは決して安静にしていて改善できるものではありません。
特に活性化されたトリガーポイントに関しては何かしらのアプローチが必要になります。
腰の痛みで動くのも辛いと思いますが、専門家に頼るか自身で対策するかしましょう。
症状がひどい場合は専門家を頼ることをおすすめします。
早期にアクションを起こすことが大切【鉄は熱いうちに打つべし】
腰痛を改善したいのなら、できるだけ早くアクションを起こすことです。
でないと痛みの悪循環が起きて負のループ化します。
それが慢性化です。
慢性化すると簡単に改善できなくなるので多くの時間を要します。
何もアクションを起こさず安静にしていることは、ただ腰痛生活を長くなるだけです。
それも長くなればなるほど腰痛の状態は悪化し、生活の質を落とすことになります。
これは時間の無駄だし、意味のないことです。
早急に腰痛を改善したいのであれば、早期にアクションを起こすことが鍵になります。
痛みで辛いけど動くことで改善に繋がる【経験談】
ここまで「安静にしていても腰痛は改善しません」といってきました。
そうはいっても、「動くと痛くて辛いからじっと安静にしている方がまだマシ」という意見もあります。
確かに動くと腰が痛いから辛いです。
僕も経験したことがあるのでわかります。
腰痛がひどいと動くのも嫌になります。
ただ、安静にしていて少しマシになったかな、と思って動くとやっぱり痛い。
安静にしていても結局はこの繰り返しで改善する気配はありませんでした。
意を決して動いたら当然痛い。
ですがどの方向に動くのが一番痛いとか、こうすると少しマシとか状態を把握することはできました。
このように状態を少しでも把握することができればちょっと動けるようになります。
当然、痛みが改善したわけではないので辛いことは辛いです。
でも痛みが出る条件が少しでもわかれば改善に繋がります。
これは安静にしていては得られないことです。
無理はいけませんが、安静にしているよりも動くことで得られるものの方が多いです。
そしてそれらが腰痛改善のヒントになることも実は多かったりします。
なので、「痛くて辛いから安静」という思考は変えていきましょう。
さいごに
「とりあえず安静にしときましょう」は便利な言葉です。
ただそこには「お手上げ」という意味も含まれます。
痛みの原因を取りのぞくのであれば当然「安静」という選択肢にはなりません。
アクションを起こして初めて腰痛は改善に向かいます。
もちろんその過程で痛みが出ることはあります。
しかしその過程を経て痛みは改善していきます。
その過程に「安静」は出てきません。
あなたがアクションを起こさない限り、腰痛は改善しないものと思ってください。
あとアクションはできるだけ早く起こすこと。
それが腰痛改善の王道です。